19年前の“大規模停電”教訓に…新潟県庁で停電想定した訓練「災害時は適切な電源確保を」

19年前に新潟市で発生した大規模停電を教訓に、県庁で地震により停電を想定した訓練が行われました。

通常通り業務が行われていた6月6日の県庁。

【記者リポート】
「いま、庁舎内で停電が発生しました」

県庁でこの日行われたのは、地震による停電を想定した訓練です。この訓練は2005年に新潟市で発生した大規模停電の教訓をもとに毎年行われています。

今回は停電後、庁舎内にある自家用発電機にトラブルが発生したことも想定し、職員が東北電力に電源車の派遣を要請。

電源車が到着すると、東北電力の職員が庁舎内に電気を供給するため電気ケーブルを接続する場所や手順を確認していきました。

【県総務部管財課 水澤清 課長補佐】
「想定より早くできたという成果は非常に大きい。地震等で停電が発生した場合、電源を適切に確保して、県庁・行政機能が継続できるようにこれからも訓練を重ねていきたい」

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