クリップで留めただけでは害虫の温床に? 小麦粉の正しい保存方法とは

さまざまな料理やお菓子づくりに活躍する『小麦粉』。一度に1袋を使い切るのは難しいため、保存方法に悩んだことはありませんか。
正しく保存しなければ、ダニやカビの被害を受ける場合も。
本記事ではくらしのマーケット【公式】(curama.jp)に掲載されている、小麦粉を正しく安全に保存する方法を紹介します。
開封した袋の中に虫や異物が入る場合があるため、口をしっかり閉じてから密封容器に入れて保存しましょう。容器にパッキンが付いていると湿気を防ぐ効果があり安心です。
プラスチックバッグでの保存は、密封容器に比べて隙間ができやすいため避けましょう。
また害虫の中でも『シバンムシ』は顎の力が非常に強いため、パッケージを破って侵入してくるそうです。被害に遭わないために保存用の容器に入れてください。
直射日光と高温多湿を避ければ、常温保存で大丈夫です。
小麦粉を冷蔵庫で保管すると、結露によって固まったりカビが発生したりする可能性も。また冷蔵庫内のニオイが小麦粉に移り、風味の劣化につながる場合があります。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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保存していた小麦粉が使えるかどうか確かめるには、以下の方法を試すのがおすすめです。
少量の小麦粉をぬるま湯で溶いて、ニオイを嗅いでみてください。もしすっぱいニオイやおかしなニオイがした場合は、劣化している可能性があるので使用を控えましょう。
黒い紙の上に小麦粉を広げて中に動くものがあれば、ダニがいる証拠です。すぐに処分しましょう。
小麦粉の賞味期限は開封前であれば比較的長めで、強力粉は製造後6か月、中力粉と薄力粉は製造後1年です。
ただし開封後は劣化が進んでしまいます。害虫の侵入やカビの発生を防ぐために、正しい方法で小麦粉を保存しましょう。
[文・構成/grape編集部]

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