『虎に翼』直道“最後の手紙”の5文字に涙… 「俺には分かる」ではない言葉に悲しみ増幅

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27日あさ放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、主人公・寅子(伊藤沙莉)の兄である直道(上川周作)の“最後の手紙”が話題を呼んでいる。

子供たちを連れて疎開していた寅子と花江(森田望智)たち。ある日、父・直言(岡部たかし)から直道が戦死したことを聞かされ、直道の妻である花江は泣き崩れ、寅子も静かに涙する。
花江は少し前に直道からの手紙が届いたといい、「炊事当番をやっていて、大変だけど面白い。花江ちゃんやお母さんの大変さが分かったよって…軽口を書いていたのに…」と涙を溢れさせた。

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「こんなときでも花江ちゃん達の苦労が分かったよと手紙に書いてくるなんて本当に優しすぎる」「最後まで明るく優しい直道の便り」「心配させないように精一杯楽しげに書いたことを思うとつらすぎる…」「本当にやりきれない」との声が上がった直道の最後の手紙。
「俺にはわかるよ、俺にはわかると言っていた直道さんの『分かったよ』が最後の手紙だったのが悲しい」と過去形で幕を閉じてしまった口癖が視聴者の悲しみを増幅させた。

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また、その後の場面では母・はる(石田ゆり子)が直道の子供である直人(琉人)と直治(楠楓馬)に「おばあちゃんにはね、ちゃ~んと分かってますよ。2人が今まで、お母さんを懸命に支えたこと。つらいことがあっても、耐えたこと」と話しかける。
そして「よく頑張りましたね。でもね、もういいのよ。その役割はこれからおばあちゃんとおじいちゃんが引き受けます。だからもういいの、おばあちゃんの前では泣き虫弱虫で。弱音を吐いて」と言うと2人は号泣。
直人は「疎開先の奴らがいっつもいじめてきて…お母さんには言えないし…」としまい込んでいた弱音を口にすると「僕には分かるんだ。トラちゃんに言うと、面倒なことになるって」と続けた。

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はると直人、2人の口から出た「分かる」に「直道さんの口癖を、はるさんがここで言うのか」「みんなの心の中に生き続ける直道に泣いた」「ここにお兄ちゃん生きてる! とうれしい」と視聴者は感動。
中には「もしかしたら、直道さんの幼い頃、はるさんから『お母さんには分かってますよ』と言ってくれたことがうれしくて、直道さんが言い続けてたのかもしれない…と思えた」と推察する声も。
また、その一方で「直人くんの方が精度高そうだけど」との声もあり、「分かってない『俺には分かる』がまた聞きたいよ」との声も見られた。

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