部下の頭を平手打ち 「自衛隊辞めた方がいい」発言も 習志野駐屯地、2人を懲戒処分

陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市)は30日、部下に暴行を加えたなどとして、第1空挺(くうてい)団の男性2等陸曹(37)を減給15分の1(1カ月)の懲戒処分にした。
同駐屯地によると、2等陸曹は2020年2月28日、駐屯地内で部下の男性隊員を指導する際、頭を平手打ちする暴行を加えた。同年2月下旬ごろから3月中旬には、男性隊員に「自衛隊辞めた方がいい」などと発言し、精神的苦痛を与えた。
2等陸曹の当時の上司だった水陸機動団の男性1等陸尉(35)も、2等陸曹の規律違反を認知していたにもかかわらず、上司への報告を怠ったとして、戒告の懲戒処分を受けた。2人は「深く反省している」と話している。

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