2月といえば、節分の季節。豆まきをして、歳の数だけ豆を食べるというのが通例です。ほかにも、イワシを食べたりするご家庭もあるでしょう。特に最近では、「恵方巻」を食べることも全国的に広がっています。
太巻き寿司を一切れも切らずにそのまま食べるというもので、その年の恵方を向いて無言で食べると幸運が訪れるといわれています。恵方巻にはさまざまな具材が入っていて、見た目も華やかでおいしいですよね。
しかし、そんな恵方巻にも欠点があります。それは、太くて長いため、周りに巻いている手巻き海苔が噛み切りにくいということです。
特に子供やお年寄りは、海苔が口の中でねばついたり、喉に詰まったりする危険性があります。そこで今回は、恵方巻の海苔を簡単にみ切れるようにする裏技を紹介します。使うものは、キッチンにある意外なアレです。
それでは早速やってみましょう。まず用意するものは、「海苔」に加え、「ラップのカッター」と「クッキングペーパー」です。
まず、クッキングペーパーを2枚重ねたら、その上に恵方巻に使う海苔を置きます。そして、ラップのカッターのギザギザ部分を海苔に垂直に押し当てて、ブスブスと刺していきましょう。クッキングペーパーがクッションの役割をしてくれるので、海苔に穴が開く感触が分かります。
海苔の全面に均等に穴を開けたら、完了です。
あとは恵方巻に海苔を巻いて食べるだけです。食べてみると、普段噛み切りづらい海苔が、サクサクと切れるようになっています。ちょうど、先ほど開けておいた穴が「切り取り線」のようになって、簡単に噛み切れるようになるのです。
それでいて、海苔の食感も変わらずおいしくいただけます。ちなみに、2024年の恵方は「東北東」です。ぜひこの裏技を試してみてください。
[文・構成/grape編集部]