サッカーアルビレックス新潟は5月22日、YBCルヴァンカップでJ2のブラウブリッツ秋田と対戦しました。120分を超える激闘を制し、プレーオフ進出を決めたアルビ。ケガ人も相次ぐ中、ルーキーたちが躍動しました。
リーグ戦から中2日で迎えた22日のルヴァンカップ3回戦。
アルビはケガ人が相次ぐ中、スタメンをリーグ戦から8人入れ替え、敵地・秋田に乗り込みました。
桐蔭横浜大学在学中で来シーズンのアルビへの加入が内定している特別指定選手の笠井など、若手を中心に果敢に相手ゴールに迫りますが、なかなか得点を奪うことができません。
そして、試合はスコアレスのまま延長戦に突入します。ここで活躍を見せたのが!
【アルビ 石山青空 選手】
「夢見てきた舞台なので、一日も早くビッグスワンに立ってプレーできることを、活躍するところを見てもらいたい」
今年、アルビレックス新潟U18から5年ぶりにトップチームに昇格し、1月の新体制会見でこう意気込んでいた燕市出身の石山青空でした。
延長前半9分、途中出場のルーキー奥村が得意のドリブルで切りこみ、最後は石山!右足を思い切り振り抜き、プロ初先発で初ゴールを決めます。
先制したアルビはさらに延長後半6分、今度は早川が中央で相手ディフェンスを引きつけると、スルーパスを受けた奥村が左足を一閃!
守備陣の懸命な守りもあり、激闘の末、2-0で勝利したアルビがプレーオフラウンド進出を決めました。
【アルビ 石山青空 選手】
「緊張もせずに“やってやろう。自分がヒーローになる”という気持ちで臨んで、こういった形で点もとれて、ヒーローになれたのではないかと思うのですごくうれしい」
プレーオフラウンドは6月、J2のVファーレン長崎との対戦です。リーグ戦は5月25日、アビスパ福岡と対戦します。