藤井聡太八冠 記念品は自らリクエストの“エアロバイク”「詰め将棋を解きながら…」 王将の就位式

将棋の藤井聡太八冠。「名人戦」と「叡王戦」のダブルタイトル戦で過密スケジュールが続く中、23日は「王将」の就位式に出席。リクエストした記念品は意外なものでした。(藤井聡太八冠)「第1局から中盤戦の難しい将棋が続いたが、その中で集中して考えることができて、得るものの多いシリーズにすることができた」
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23日、東京都内で「王将」の就位式に出席した藤井八冠。ことし2月、菅井竜也八段の挑戦を退け「王将」3連覇を達成。23日は、タイトルを認定する贈位状やトロフィーなどのほか、自らリクエストした記念品「エアロバイク」の目録が贈られました。
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意外な記念品を選んだ理由とは?(藤井聡太八冠)「運動することがこれまで少なかったので、機会をつくった方がいいと考えていて、『ランニングマシーン』か『エアロバイク』か少し迷っていたが、谷川浩司(たにがわ・こうじ)十七世名人がエアロバイクを使われていた話を聞いたことがあったので、それを参考にして、エアロバイクに最終的に決めた」尊敬する棋士と公言している谷川浩司 十七世名人の影響でしたが…
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(記者)「谷川十七世名人は30年間『詰め将棋を解きながらこぐ』スタイルだったが、藤井八冠は?」(藤井聡太八冠)「自分は(鉄道の)前面展望の動画を見ながらやろうと思っていたが、『詰将棋を解きながらやるべき』と思い直した」
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バイクをこぎながら見るものを、鉄道の先頭車両からの景色から、詰将棋へ「路線変更」した藤井八冠。叡王戦では、伊藤匠七段にタイトル奪取の王手をかけられカド番です。
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(藤井聡太八冠)「叡王戦はスコア的に苦しい状況になってしまっているが、『やるべきこと』や『臨む上での気持ち』は変えることではないと思っているので、今まで通り全力を尽くして指していきたい」
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叡王戦の前には5月26日から、北海道紋別(もんべつ)市での名人戦第5局も控えます。あわただしいスケジュールの中、名人初防衛を果すか、注目です。
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