今年、発売40年目を迎えた「リプトン ミルクティー」。変わらない味は多くの人に愛されている。以前、Xでは同商品の色鉛筆で描かれた新しいパッケージが話題になった。
「生みの親」に話を聞いてみると…。
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色鉛筆で描かれたリプトン、リアルすぎて脳がバグる… 「違和感…の画像はこちら >>
「リプトン ミルクティー」といえば、ブルーの背景にアイスティーが入ったグラス、そこに注がれるミルクがしぶきを上げるイラストでお馴染み。3月頃、店頭に並んだ同商品にも同じイラストが描かれているのだが…。
パッケージ右下をよく見ると、「これ、ファンが手で描いたイメージ図です」という文言が。このイラストは、色鉛筆で描いたファンアートを森永乳業がパッケージに採用したものなのだ。
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リアルすぎるミルクティーの絵は、ネット上で話題に。「最初全くわかりませんでした」「画力天才過ぎる。色鉛筆の魔術師やん」「違和感が仕事しないのすごすぎ」など、驚きの声が続出。
また、「数日前に知ってビックリした」「色鉛筆と知っても信じられない」「この前、飲みきってから気付いた」といった、最近になって変化に気付く人の声も見受けられる。
それほど、精巧に描かれているということであろう。話題を呼んだイラストの生みの親である色鉛筆アーティスト・慧人さんに取材した。
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「リプトン ミルクティー」のイラストを描いた経緯に関して、慧人さんは「森永乳業さんからご連絡を頂いて、私自身ファンだったので制作しました」と説明する。
同商品は1984年の発売以来、多くの人に愛されている。色鉛筆アーティストとして、そしてファンの一人として、細部までこだわったようだ。
慧人さんからは、「色使いには気を使いました。また、文字のレタリングやミルクティーの写真などにズレがないようにしました」という回答が寄せられている。
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慧人さんが手がけたパッケージは日本全国の人々に知れ渡った。
ネット上でも大きな話題になった心境を尋ねたところ、慧人さんは「絵を描き始めた頃は、自分の絵がパッケージに採用されるとは微塵も思っていませんでした。採用していただき、こんなに反響があって、なんだかずっとふわふわしています。自分の絵が色んな人の手元にあると思うとすごくワクワクしますね」と、笑顔を見せる。
まだ「リプトン ミルクティー」新パッケージを見ていない人は、ぜひ手に取ってほしい。
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斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。