トイレ前で「手伝って」と言われたら? 注意喚起に「本当にコレ!」「全力で逃げて」

大型連休のゴールデンウィークは、旅行や買い物など、楽しい予定をたくさん詰め込めますよね。
子供たちは、ワクワクしながら夢のような数日を過ごすことでしょう。
一方で、事故や事件に巻き込まれやすい時期でもあるため、親子ともに注意が必要です。
2024年5月にイラストレーターの、たきれい(@takirei2)さんは、子供に向けた注意喚起を投稿しました。
描いたのは、善意を利用するタイプの犯罪に対する自衛策です。
心優しい子供が、性犯罪などに巻き込まれたケースは多数あります。
助けを求められた際には、腕などをつかまれない距離で会話し、頼れる大人を呼びに行くのが得策として、たきれいさんは次のようにコメントをしました。
「『助けて』が嘘でも本当でも、その人から1m以上離れて、ほかの大人を呼んでくれると嬉しいです」
イラストではトイレになっていますが、建物の影や、人気のない道へ誘導して犯行におよぶケースもあるため、注意が必要。
危険性を理解できるよう、子供には日頃からしっかりと説明をしておきたいですね。
注意喚起はネット上で拡散され、賛同の声や経験談などが寄せられています。
・本当にコレ!万が一があるので、絶対に1人で行動をしないでほしい。
・ちゃんとした大人は、非力な子供に助けを求めない。
・「大人は呼ばなくていい」といわれたら、全力で逃げるのもセットで覚えて。
・小学生の頃、道案内をしたら胸を触られた最悪な記憶がよみがえった…。人の善意を悪用するヤツは身近にいるよ。
・悲しい事件が増えないよう、周知したい注意喚起だ。街中に貼っておいてほしい。
また、「大人も1人で助けに行かないで。店員や警備員などを呼びに行ったほうがいい」という声もありました。
子供に限らず、同様の手口で女性を狙った性犯罪も起きているためでしょう。
相手を疑い、自衛しなければならない世の中は世知辛いですが、犯罪に巻き込まれてから後悔するのも避けたいもの。
犯罪被害を減らせるよう、社会全体で防犯の意識を高めていきましょう。
[文・構成/grape編集部]

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