作家・岩井志麻子さんが２日放送のＴＯＫＹＯ ＭＸ「５時に夢中！」（月～金曜・午後５時）に生出演。栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件でＮＨＫの大河ドラマ出演歴も持つ俳優の若山耀人（きらと）容疑者（２０）ら２人が死体損壊の疑いで逮捕されたことについて私見を述べた。
大河ドラマ「軍師官兵衛」に主人公の幼少時代の役で出演するなど本格的な子役として活動していたものの中学３年から高１にかけて活動をセーブ。空白の２年間があったとされる若山容疑者の逮捕について「この空白の２年間に彼は自分を持てあましたんだろうなと。自分自身も持てあまして、どうしようっていう…」と話し始めた岩井さん。
一方で「持てあます」と似た「もてあそぶ」という言葉について、「もてあそぶというのは、おもちゃとかにも健全な意味で使えるけど、本来は軽々しく扱っちゃいけないものを軽々しく扱うことを、もてあそぶって言うんだね」と続け、「彼には、持てあますともてあそぶが両方、（同時に）来ちゃったなって。自分の人生を持てあましていた時に、本当はもてあそんじゃいけない闇サイトとか。人の命とか犯罪っていうのは、それはもてあそぶものじゃないから」と話した。
その上で「現実に遺体を見た時に本当にもてあますってのを感じたんだろうなって。どうしていいか分からない。遺体に関してね。今後に関してどうしていいか分からない。逃げるしかない。どうしよう、どうしようって。彼はもてあそぶと持てあますで２年の間ににっちもさっちも行かなくなったと思う。私ももてあそんでちゃいかん。引き締めないとと思いましたよ」と結論づけていた。