新潟県警佐渡警察署は24日、市内に住む70代男性がSNS型投資詐欺で約3600万円の被害にあったと発表しました。
被害にあったのは、佐渡市に住む70代男性です。
男性はスマートフォンのSNSで株式情報などを見ていた際、実在する著名な実業家を名乗る者の広告を見つけ、タップしたところ別のSNSで友達登録するよう誘導され、グループに入りました。その後、実業家を名乗る者から「資産倍増計画を始めます」「国際金取引で25~30%の利益を目標にする」などと持ちかけられ、男性は投資と信用して、アシスタントを名乗る者からSNSで指示されるがまま、今年1月7日から3月25日までの間、7回に分けて合計約3600万円を指定された複数の口座に送金してだまし取られました。
男性がインターネット上で開設した投資の状況が見られる架空の口座の画面で利益が出ていたものの、払い出しが出来なかったため、詐欺に気づいたということです。
警察はSNS型の投資詐欺に注意するよう呼びかけています。