顔面タトゥー入れた男性が「役立つこともあるけれど…」 厳しい現実を告白し反響

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長年の夢を叶え顔にタトゥーを彫り入れはしたが、様々な反応があったという男性。困ることも多いものの「意外な場所でポジティブな効果があった」と話していることを、イギリスのメディア『The Mirror』が伝えた。

イギリス・スタッフォードシャーで暮らすルーク・モリソン・ウィリアムズさん(47)は、30代だった2009年に「ある思い切った行動」に出た。長年の夢を叶え、顔にタトゥーを彫り入れたのだ。
そのタトゥーはかなり大きく、デザインも奇抜とあってずいぶん目立つ。そのため当初から「嫌な顔をされることもあるだろう」と考えていたというが、そういう経験は想像以上に多かったと明かした。

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昔から体や両腕などにいくつも大きなタトゥーを彫り入れてあったため、「顔のタトゥーはその延長にすぎない」と考えていたルークさん。だが人々の反応は様々で、顔面タトゥーを入れてからは何度もパブへの立ち入りを拒否されているそうだ。
たとえ店に入っても、接客してもらえない。スーパーマーケットに買い出しに行けばジロジロ見られるし、指をさされることもある。とりわけ年齢の高い人はルークさんの顔を見ると怯え、「襲われる」と勘違いする人もいるのだという。

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ルークさんは、今から20年以上前に就職。それからずっとホームレスや依存症患者の更生を支える仕事をしてきたが、職場における人々のリアクションは決して悪くないそうだ。
「刑務所を出たばかりの人もいるからね。そういう人たちは、僕に心を開いてくれる。シャツとネクタイでパリッとしている人よりも、『自分たちと平等な存在だ』と思ってもらえるからさ」と語るルークさんにとって、顔のタトゥーは「ちょっとしたインク」にすぎない。
またルークさんには娘(19)がいるが、2015年には親権を取り、子育てにも励んだそうだ。

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「タトゥーのせいで嫌な思いもするが、良いことだってたくさんある」と話すルークさん。「今もまったく後悔はない」「顔にタトゥーを入れる人は増えているね」とも語った。
ただ、顔のタトゥーをタブー視する人は現代でも少なくないようだ。ネット上には「見た目で人を判断するのはおかしい」という意見も書き込まれているが、「顔にタトゥーを入れる意味が分からない」「私なら雇用しない」「こういう職員を顧客に会わせるわけにはいかない」という厳しいコメントも多い。

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