子だくさんママの「男の子への生理教育」が大成功 旅行と重なったのをきかっけに

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生理期間の女性は、数日間にわたり心身ともに「ダウン」しながら過ごし、トイレの頻繁な利用を異性に気づかれまいと意識する人もいる。そんな生理に関して、ある女性の子育て論に世間の称賛が寄せられていることを、アメリカの『People』や『Us Weekly』が報じた。

ポッドキャストでパーソナリティを務めるカイリン・ローリーさん(32)は、元パートナーとの子を含む7人の子供の母親として、このほど「男の子に対する生理の教育」というテーマで持論を語った。
春休みを利用して、アイザックくん(14)、リンカーンくん(10)、ラックスくん(6)、クリードくん(3)という4人の息子と、旅行に出かけたことがきっかけだったという。

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カイリンさんは、排卵に障害が起き、生理不順や不妊を引き起こす「多嚢胞性卵巣症候群」を患っている。そして息子たちとの旅行中に突然、生理になってしまったという。
そこでカイリンさんは、まだ幼いクリードくんを含めた4人の息子たちを集め、女性の体に何が起こっているのか、生理について教えることにした。生理痛が心身ともにつらいことを知ってもらい、そんなときの女性を積極的に助けてあげるやさしさを持ってほしいと考えたそうだ。

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それ以降、アイザックくんとリンカーンくんは生理用品の買い出しに協力的になったほか、経血量も多いカイリンさんのために、漏れて服を汚していないか確認してくれることもあるという。
そんなカイリンさんの子育てに、世間からは「心優しい男の子たち。将来は最高の彼氏・結婚相手になるね」「体がつらい時に労わってくれる男性は素敵」といった称賛が多数寄せられた。
また、同じ多嚢胞性卵巣症候群を患う女性たちからも、「子供が欲しいと思っていたから勇気づけられた」などのコメントがあがっている。

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ひとたび生理になると、多くの人の場合は1~2日目に「眠くて仕方ない。体がだる重い」となることがある。話題にするのをタブー視されがちな生理だが、「男性にもう少し、このつらさを理解してほしい」と嘆く女性は多い。
そして、買い物に行けないほど生理痛がひどいという女性もおり、「愛用するナプキンを、息子やパートナーが嫌がらずに買ってきてくれるような世の中になれば…」という声はじつに多いようだ。

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