(若狭敬一キャスター)子どもたちが危険を感じた時に、助けを求めて駆け込めるのが「こども110番の家」です。一体どのような経緯でつくられたのか、詳しく見ていきましょう。
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(山内彩加アナウンサー)この「こども110番の家」は、30年前に岐阜県内で起きた小学生殺人事件をきっかけに、1996年の3月から岐阜県可児市の今渡北小学校のPTAを中心に始まり、全国へと広がっていきました。警察や自治体、企業など様々な運営母体がありますが、岐阜県警によりますと、岐阜では2023年3月末時点で、1万7732か所の「こども110番の家」があるということです。
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(山内アナ)では、どのような場所が「こども110番の家」になっているのか?愛知県豊山町のケースをご覧ください。ホームページ上で学区ごとに公表されているのですが、青いマークが「個人の家」、赤いマークが「店」です。個人の住宅も多くありますが、美容室や薬局、喫茶店など様々な店もあります。豊山町では積極的に登録を呼びかけていて、現在97か所あるということです。
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(若狭キャスター)豊山町では「こんな時に駆け込んで!」というケースについて呼びかけています。登下校の時に「変な人に声をかけられた」あるいは「事故にあった」。そして「急に気分が悪くなった」「迷子になった」場合に加えて、突然の雨や雷など「天気の急変」があった時にも、駆け込んでくださいということなんです。
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(若狭キャスター)それでは実際に東海地方で、どんな事例があったのかをまとめてみました。下校中の女の子が、すれ違った見知らぬ人に後をつけられたという事例、女の子は近くの「こども110番の家」へ駆け込みました。また、下校中の女の子2人に、男が携帯電話を向けて容姿を撮影したという事例もあり、近くの「こども110番の家」へ駆け込んだそうです。他にも、男の子が路上で遊んでいたところ、見知らぬ男が近づき、にらみつけたという事例もありました。男の子はキッズ携帯で母親から指示を受けて「こども110番の家」に駆け込んだということです。
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(若狭キャスター)この番組に愛知県岡崎市出身の22歳の男性スタッフがいるんですが、彼が小学生の頃、集団下校中に1年生の児童が、けがをして泣き叫んでしまいパニックになってしまったことがあったそうです。その時には近くのレストランが「こども110番の家」だったということで、そこに駆け込んで店員さんに保護してもらい、けがをした児童の両親に電話で連絡してもらって事なきを得たということでした。新学期もスタートした時期ですので、子どもたちが登下校時に通る道に、どんな「こども110番の家」があるのかをチェックしておくと良いかもしれません。