将棋の藤井聡太八冠、今年度の戦いが始まります。叡王戦五番勝負第1局が行われる名古屋市の高級料亭「か茂免」で5日、勝負めしが一部、公開されました。
藤井聡太八冠(21)今年度の戦いスタート 7日開幕の叡王戦 …の画像はこちら >>
CBC
今年度初の将棋のタイトル戦、叡王戦五番勝負が7日に開幕です。今期、4連覇を目指す藤井八冠は、3月の棋王戦に続き同学年の伊藤匠七段の挑戦を受けます。開幕の舞台は、創業約100年、名古屋市東区の高級料亭「か茂免」。叡王戦がここで行われるのは、今回で3回目です。
CBC
(平野菫記者)「木の香りがする落ち着きのある空間で、7日に藤井八冠の対局が行われます」70畳の大広間。窓の外には優雅な庭園が。そして、気になるのが勝負めし。ことしはどんな内容なのか?
CBC
(か茂免・猪口真弥料理長)「2人とも同い年(21歳)ということで若いので、しっかりと量を入れて満足していただけるように盛り込んだ。一品一品(の量)は1.5人前くらいある」
5日に公開された勝負めしは3品。まずは「名物ぽんきし膳 きしめんすっぽんスープ仕立て」。すっぽんを使った醤油ベースのスープにとろみをつけた「か茂免」の名物メニューです。
CBC
(猪口真弥料理長)「か茂免はすっぽんをメインにしていて、“ぽんきし”も名物料理としてぜひ食べてほしいので(候補に)入れた」振り返ると藤井八冠はこれまで「か茂免」で2回対局していますが、いずれも「ぽんきし」が入ったメニューを注文しています。(猪口真弥料理長)「(Qぽんきしの3回連続注文はなさそう?)あると思います。験担ぎではないですけど、それでまた勝っていただくと、こちらも嬉しい」つづいては「か茂免名物御膳」。もち豚の角煮は甘みともちもちした食感が楽しめ、ホタルイカなど春の食材もふんだんに。また、選ばれた米は、岐阜飛騨産のブランド米「銀の朏(みかづき)」です。
CBC
さらに、5日公開されたのは「あいち鴨レモン煮のせ 三河手延べうどん」レモンでさっぱりと煮た鴨肉が、コシのある三河手延べうどんの具に。一方、春巻きも、三河産ウナギや、大葉、フキなど、地元食材が詰まっています。
CBC
(猪口真弥料理長)「歴史に残る舞台にこちらも協力していきたいので、よろしくお願いします」さらなる飛躍を目指す藤井八冠。地元の勝負めしパワーで幸先の良いスタートを切れるか注目です。
CBC
CBC