リコレックが運営する「マッチングアプリplus」は4月3日、「ペアーズに関する意識調査アンケート(2024年最新版)」の結果を発表した。調査は2024年3月13日~3月18日、アプリ利用経験者(3年以内)男女200名(男性113人、女性87人)を対象にインターネットで行われた。
ペアーズは、恋人探しや結婚相手探し目的で利用している人が7割以上いることがわかった。利用者の大半が真剣に恋人を探しているのが実態。
プロフィールに設定している画像で最も多かったのは、男女ともに自撮り画像だった。
ペアーズでいいねを送って、メッセージまで繋がる割合のアンケートを集計した結果、男性の58%が2割以上メッセージに繋がると回答した。半数以上の男性が5人にいいねを送れば、1人とメッセージできるようだ。女性は男性よりもメッセージが返ってくる割合が高く「4割~5割」「6割以上」でメッセージに繋がる割合が、男性の倍以上となっている。また、女性は多くの男性から「いいね」をもらっている。そのため、自分から「いいね」を送らない人も多く、87人中21人もいた。
最初のメッセージ送信では男女差が明確に。男性は約半数が自分から送ると回答しているのに対し、女性は自分から送ると回答している人は7%しかいなかった。また、女性は「相手からのメッセージ待ち」の割合が28%とマッチングしてもメッセージしない人も多い。
メッセージの話題は、趣味に関する話が圧倒的だった。次点で休日の過ごし方の話も多く、約7割の人が話題にしていた。仕事の話をしている人も4割弱と比較的多かった。仕事の話は恋愛とは離れてしまうため、あまり長く話題にしないほうが良いかもしれない。
メッセージから出会いに繋がる割合のアンケートでは、約半数が2割以上の確率で出会えている事がわかった。いいねからメッセージまでは5いいねに1人くらいのため、いいねから出会えるまでは、平均25いいね送ることで1人と出会える計算になる。
男女別で出会えた割合を見た場合、女性の方が高確率で出会いに繋がっている事がわかった。ペアーズは男性の利用者が多いため、競争率が高くなっている。そのため、男性よりも女性の方が出会いやすくなっていると考えられる。
ペアーズでデートに誘うまでのメッセージの目安は、男性で6~10往復。また男性の場合、7割以上が15往復以内にデートに誘っている。女性にフォーカスした場合、最も多いのが11~15往復となっており、男性の基準よりもメッセージのラリーが多い。女性は警戒心が強いため、ラリーが多くなっていると考えられる。また、女性の4割は自分から誘わず、誘われ待ちをしているため、基本は男性から誘う必要がある。
ペアーズのLINE交換のタイミングは「メッセージを重ねた後」が52%で半数以上の結果だった。次点で多かったのが初デートのタイミングで、合計36%となっていいる。LINE交換するなら初デート前から初デートの帰り際までが一般的といえる。
敬語をやめるタイミングは「メッセージで徐々に減らす」が最も多く45%だった。ずっと敬語のままという人も2割程度いた。
男女別で比較してみると、男性の方が敬語を使わなくなるタイミングが早く、距離の詰め方が早いことがわかった。女性は「メッセージで提案されたら減らす」が最も多い回答だった。
デートでかかる費用は、基本的に男性の方が多く負担している結果に。アンケート結果では「すべて自分が負担する」と回答した男性が5割を超えている。逆に女性側は「完全に割り勘する」か「相手に少し多く出してもらう」が最も多い結果だった。