派閥の政治資金問題をめぐり4月4日、自民党は党紀委員会を開催。政治資金収支報告書への不記載が500万円以上にのぼった高鳥修一議員と細田健一議員には戒告処分が下されています。
4日朝、自民党本部を続々と議員の秘書が提出していたのは弁明書です。
これは、政治資金問題をめぐり党紀委員会で処分の審査対象となった議員がその処分の軽減などを求め提出したもの。
政治資金収支報告書への不記載が564万円にのぼった旧新潟2区選出の細田健一衆院議員は謝罪と再発防止を誓う弁明書を提出。
544万円の不記載があり、2月に県連会長を辞任した高鳥修一衆院議員も弁明書を提出したということです。
そして午後4時に始まった党規委員会で39人の処分が決定。安倍派幹部などには離党勧告などの処分が下されていますが、500万円以上の不記載があった細田議員と高鳥議員は戒告処分となりました。
細田議員と高鳥議員はこのあと、それぞれ処分についてコメントを発表する予定です。