東京電力が柏崎刈羽原発7号機で核燃料を入れる作業を開始することを原子力規制委員会に申請したことについて、花角知事は「検査の工程に過ぎない」という見方を示しました。
東京電力は3月28日、柏崎刈羽原発7号機について再稼働に必要な検査の一環として、4月15日にも核燃料を入れる作業を開始することを原子規制委員会に申請しました。
これに対し、花角知事は…
【花角知事】
「燃料装荷自体は東電が行っている検査の一つの工程で、特に申し上げることはない」
一方、柏崎市の桜井雅浩市長は…
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「要は装荷しただけでは再稼働ではない。燃料装荷によって、しっかりとした検査を行っていただきたい、確認を行っていただきたいというのが私の考え方」
このように述べ、花角知事・桜井市長ともに「燃料装荷は検査の一つに過ぎない」という考えを示しました。
また、桜井市長は地域懇談会で住民の意見を聞いていることについて「再稼働に向けた自身の考えを変えるわけではないが、厳しい意見や不安の声を認識しながら決定することに意味がある」としています。