ドライヤーに電源コードを巻き付けるのはNG 企業の警告に「やっちゃってました…」

髪を乾かすのに欠かせないドライヤー。シンプルな操作で使うことができるので、大人だけでなく、子供が一人で使っている、というご家庭も多いでしょう。
しかし、間違った使い方をすると髪や頭皮を傷めるだけでなく、やけどや火事の原因になります。使用する際の注意点を紹介するので、しっかりと確認しておきましょう。
お風呂上りや髪をセットする際に使用するドライヤー。髪の長い人や毛量の多い人だけでなく、髪の健康を保つためにもなくてはならない存在です。
そんなドライヤーですが、取扱説明書をしっかりと読んで使っているという人は少ないようです。間違った使い方をしていると、火災や感電を引き起こす原因になるので、注意点を十分に理解しておくことが大切です。
ドライヤーを安全に使用するための注意事項を紹介しているのは、『一般社団法人日本電機工業会(JEMA)』の公式サイトです。
・コードを傷付けたり、無理に曲げたり、引張ったり、ねじったり、たばねたり、高温部に近づけたり、重い物を載せたり、挟み込んだり、加工したりしないでください。火災や・感電の原因となります。
・特に、使用後、コードをねじれたままにしておいたり、本体にコードを巻きつけて保管すると、断線しショートの原因になりますので、おやめください。
一般社団法人日本電機工業会 ーより引用
電源コードを痛めることは危険です。傷やねじれに注意するほか、コンセントから抜く時は、必ず電源プラグ本体を持って抜きましょう。コードを引っ張ると、コード内の素線の一部が切れて発熱や火災につながる恐れがあります。
もしコードの一部が異常に熱い時や、電源プラグやコードの根本などが破損した場合は、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて使用を中止し販売店に相談してください。
ドライヤーの使用中は吹出口は高温になり、やけどをする危険性があるため触れないようにしましょう。使用後も、しばらくは熱が冷めないので注意が必要です。
実際に髪を乾かす時は、次の注意点を守りましょう。
・乾燥中に髪の毛がドライヤーに巻き込まれないよう、吸込口から最低でも10㎝以上離してご使用ください。
・乾燥する際は吹出口(ノズル)から最低でも3㎝以上離してご使用ください。また同じ場所へ当て過ぎると、髪の毛がこげたり、やけどの原因となります。
一般社団法人日本電機工業会 ーより引用
また、吸込口や吹出口をふさいだりヘアピンなどの異物が入ったりすると、感電や発火の原因になるので注意してください。
ドライヤーを使用する際の注意点を紹介しました。これまで使い方が間違っていた、という人もいるかもしれません。正しい方法で安全に使いましょう。
[文・構成/grape編集部]

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