核兵器開発への転用のおそれがある工作機械を… 国の許可なしで輸出した疑いで容疑者死亡のまま書類送検

不正輸出の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検です。書類送検されたのは、名古屋市緑区の貿易商社と、元社長で既に死亡している中国籍の男性です。愛知県警によりますと男性は2022年2月ごろ、核兵器などの開発に転用されるおそれがある高性能の工作機械を、国の許可なしで輸出できるようプログラムの性能を低く見せかけて中国企業に提供した外為法違反などの疑いがもたれています。
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男性は2022年6月に警察に自首して、「文書を偽造して中国に輸出した」などと供述していましたが、1か月後に死亡しました。
CBC
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男性は2018年から工作機械約310台分の文書を偽造し、そのうち138台が核兵器に転用されるおそれがあるということで、警察が余罪を調べています。

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