納豆に付いている『たれ』の賞味期限は? メーカーの情報に「知れてよかった」

納豆とセットになっているたれやからし。「いつか使えるのでは…」と、使わなかったぶんを冷蔵庫内で保存している人も多いのではないでしょうか。一方で、たれやからしの賞味期限が気になるところです。
納豆メーカーとしておなじみの『タカノフーズ株式会社』の公式サイトより、納豆に付いているたれやからしの賞味期限について紹介します。
納豆本体には賞味期限が記載されていても、たれやからしの小袋には記載が見当たりません。
たれやからしの賞味期限について、タカノフーズの公式サイトでは以下のように解説しています。
添付のたれやからしは、納豆の賞味期限内にお召し上がりください。
たれやからしを長期間保管しますと、味や香りが悪くなります。
タカノフーズ公式 ーより引用
たれやからしは調味料です。なんとなく「長持ちするのでは…」と思いがちですが、これは大きな誤り。たれやからしも、長期間保存していると徐々に劣化していきます。
基本的には『納豆とセットで食べ切ること』を目的に作られているので、納豆本体の賞味期限に準じてください。
納豆のたれを長期間保存していると、パックの内部にプラスチックやガラスのような不純物が浮いて見えるケースがあります。タカノフーズの公式サイトによると、『塩分の結晶化』が原因のようです。
常温や冷蔵庫で数ヵ月保存いたしますと、水分が袋から徐々に蒸発し、たれの塩分が結晶化することがあります。結晶したものは、ガラスやプラスチックのように見える事があります。
タカノフーズ公式 ーより引用
納豆のたれには塩分が含まれていて、時間の経過とともに徐々に結晶化。これが異物のように見えるそうです。購入当初から異物が混入していたわけではありません。
納豆のたれが余ってしまった場合は、保存しておくのではなく、和風の調味料として料理に活用してみてはいかがでしょうか。おひたしや卵焼きに少量使うだけでも風味がよくなります。
納豆に入っているたれやからしの長期保存は避け、納豆の賞味期限内においしく食べ切ることが大切です。余ってしまった場合は、保存するのではなく別の消費方法についても検討し、使い切りましょう。
[文・構成/grape編集部]

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