深刻なドライバー不足の運送業界に女性の担い手を増やそうと、新潟市中央区で23日、2トントラックなどの運転手の仕事を体験する催しが開かれました。
【参加した女性】
「女性はダメって言われたこともあった。男性の仕事なのかなというイメージがある」
男性中心の職場であるといったイメージなどが原因で、タクシー・バス・トラックの女性ドライバーの割合は、新潟県内では1%から7%台にとどまっています。
国土交通省北陸信越運輸局などは、参加した32人に仕事の魅力ややりがいを伝えました。
【新潟交通観光バス 船山昌代さん】
「お客様を乗せて降ろす時に『ありがとう』と言われるとやりがいを感じる。これから少しでも女性が増えていってくれればと思って日々運転している」
県内の運送業界各社は、今後も女性が働き続けやすい環境整備に力を入れるということです。