ベルトコンベアに腕を挟まれ女性従業員が死亡 目撃した同僚は「トラウマに…」

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機械の中の落とした物について「新しいのを買うからいい」と一度は諦めたものの、やはり拾おうとした工場の従業員。そのせいで命を落としてしまったことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。

アメリカ・ジョージア州にあるゴルフカートなどの製造工場で、恐ろしい事故が発生した。女性従業員のアリッサ・ドリンカードさん(21)がAirPodsの片方をベルトコンベアの下に落としてしまい、それを取ろうとした瞬間に腕をチェーンの部分に挟まれてしまったのだ。
メンテナンス担当者はただちに機械を停止させ、アリッサさんを救出すべく分解作業を開始。そのすぐ後に到着した救急隊員らがメタルフレームを切断するなどし、ようやくアリッサさんを引っ張り出すことができた。

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この時点でまだ脈があったことから、隊員らはアリッサさんを近くの病院に搬送。しかし重傷を負っていたため状態は良くならず、事故の翌朝に息を引き取った。
会社側の発表によると死亡したアリッサさんは契約社員で、エバンスにある製造工場で働いていたのだという。会社側は遺族など関係者に対し「お悔やみ申し上げます」と伝え、現在は事故発生の原因を突き止めるため当局の調査に協力中だと明かした。

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アリッサさんと一緒に働いていた同僚女性は一部メディアの取材に応じ、「安全を確認してから(あなたが落とした物を)拾ってあげるね」と伝えたと述べ、それに対してアリッサさんは「新しいのを買うわ」と答えていたと明かした。
しかしその直後、やはり拾えると考えたらしいアリッサさんは、いきなり機械に手を伸ばしてしまった。腕は機械に挟まれて一瞬で曲がり、大出血したのだという。
同僚女性は「あんな状態のアリッサを見たのですから、トラウマになってしまいました」とも述べた。また生前のアリッサさんについては、「優しくて、笑顔を絶やさない人でした」と語っている。

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