中1の女子生徒自殺 遺族「教育委員会や学校という組織が何も変わっていない」 再調査でも“いじめと自殺の因果関係は認められず”

名古屋の女子中学生がいじめを受け、その後自殺した問題で、市の再調査委員会が報告書をまとめました。名古屋市立の中学校に通っていた、当時1年生の女子生徒は「LINEグループで同級生から誹謗中傷の投稿をされた」と学校に相談した後、2021年3月に自殺しました。
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市の教育委員会の専門家会議は、いじめがあったと認定しましたが「自殺の直接の原因とは断定できない」という調査結果を公表しました。しかし、遺族が不満を示したことから、学者や弁護士でつくる市の再調査委員会が調査結果を検証し、3月8日に報告書をまとめました。
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市は「遺族の意向」として内容を公表していませんが、遺族は「娘の死の直接の原因がいじめによるものだと認定されなかったことは、とても悔しく残念です。教育委員会や学校という組織が何も変わっていないと言わざるを得ません」とコメント。再調査でも、いじめと自殺との因果関係は認められなかったとみられます。
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(名古屋市・河村たかし市長)「子どもを亡くした親の悲しみはものすごく深い。親御さんの話はよく聞いてあげないと。これで終わりという話ではないと思いますよ」
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