特定失踪者・大澤孝司さんと再会を目指す会の会合が17日に新潟市で開かれ、兄の昭一さんが「拉致被害者に認定して欲しい」と訴えました。
新潟市西蒲区で開かれた大澤孝司さんと再会を果たす会。
大澤孝司さんは1974年2月に佐渡市で行方不明になり、北朝鮮による拉致の可能性が排除できない特定失踪者とされています。
17日は大澤さんの当時の同僚などによるパネルトークも行われ、行方が分からなくなった当時の状況などを振り返りました。
【兄・大澤昭一さん】
「50年は長いでしょうが、私にとっては佐渡から電話をもらって佐渡に向かったのを今でも覚えている」
昭一さんなどは今月下旬に政府に対し、改めて拉致被害者としての認定を求める予定です。