バスや電車通勤と申告も、バイクや自家用車で…手当を不正受給 事務遅延で支払い遅れ 市川市、職員3人処分

市川市は13日、通勤手当を不正受給したとして市スポーツ部に勤務する会計年度任用職員の60代男性2人と、事務手続きが遅れ事業者などへの支払いを遅延させたとして福祉部主任主事の20代男性を、それぞれ減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。
市によると、スポーツ部の2人は2023年4~10月、バスや電車の公共交通機関で通勤していると申告しながら、実際はバイクや自家用車で職場に通い、それぞれ通勤手当約5万7500円と約1万6千円を不正受給していた。2人は全額弁済。市は来年度、雇用しない方針。
福祉部職員は20~23年度、生活保護に関わるおむつやタクシー代の業者への支払いを滞らせた他、生活保護世帯の収入認定処理を怠るなど数十件の不適切な事務処理を行った。

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