昨年8月に開かれた極真空手の組手の全国大会で優勝した船橋市立船橋小3年の窪田楓さん(9)が、市役所で松戸徹市長に結果を報告した。窪田さんは「すごくうれしい。晴れ晴れとした気持ち」と喜びを語り、今月の関東大会でも「優勝したい」と意気込んだ。
窪田さんは「I.K.O セミコンタクトルール2023 全国交流大会」の8歳女子の部に県代表で出場し、優勝した。セミコンタクトルールでは正しい姿勢で突きや蹴りを相手の顔や腹に当てるとポイントを獲得でき、4点先取で勝利となる。得意の中段回し蹴りを武器に頂点に立った。
窪田さんは6歳で空手を始め、市内の「アフタースクール武学塾道場」で鍛錬を重ねている。体操も練習していて柔軟性が持ち味。
空手の好きなところは「成果が出るところ。練習して試合で勝つとすごくうれしい」と笑顔で語った。
指導を担当する柿沼英明さんは「組手に苦手意識を持った時期もあったが、乗り越えてぐっと伸びた」と評価した。松戸市長は「優勝おめでとう。(空手を)大好きな気持ちを忘れないで頑張って」と激励した。