21歳母親が添い乳で娘を窒息死させる 「またやっちゃった」と反省なし

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乳児は数時間ごとに起きては泣き出すため、その都度ミルクや母乳をあげるなど様子を見る必要がある。母乳の場合は、「いったん添い乳(横に寝た状態での授乳)で寝かしつける楽さを知ってしまうと、もう止められない」と話す母親は多い。
だが、添い乳による事故が多いのも事実だ。今、ある母親の行動が注目を集めていることを、アメリカの『NEW YORK POST』や『FOX』が報じた。

事故は、インディアナ州のマンシーという町で昨年10月9日に起こった。アリーヤ・ライキンズ(21)は生後2週間の娘アディリンちゃんに添い乳をしながら、自分も眠りに落ちてしまった。
アリーヤがしばらくして目を覚ますと、アディリンちゃんは自身の下にいて、呼吸もなくぐったりとしていたという。すぐに救急隊を呼び、消防隊によって心肺蘇生が試みられたが、アディリンちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。

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アリーヤは駆けつけた消防隊に対し、なんと「またやっちゃったわ」とこぼしていた。実は2020年10月にも全く同じ事故を起こし、生後7週間の長男アイデンくんを死なせていたというのだ。
当時、警察の取り調べに「一緒に寝かせるべきではなかった。間違いを犯してしまった」と後悔と反省を口にしていたため、刑事事件には発展せず、不慮の事故とみなされていたという。

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危険を承知しながら再び同じ過ちを犯したアリーヤは、過失致死と乳児に対するネグレクトの容疑で起訴された。反省が見られないことから、刑は重くなると考えられている。
さらにアリーヤは、裁判が継続中の事件を他にもいくつか抱えていることがわかった。妊婦への暴行致傷や、凶器を用いた家庭内暴力などが含まれており、相手に重傷を負わせていたという。
世間からは「本当に不慮の事故?」「怪しい」「確信犯だと思う」など疑いの目が向けられており、今後の裁判の行方が注目されている。

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アメリカ疾病予防管理センターは、新しく両親になった人たちに対し「乳児と同じ部屋で寝るのは良いですが、添い寝や添い乳は大変危険な行為」と警告している。
日本でも、滋賀県が発表した2021年の調査によると、県内で3年間に添い寝が原因で亡くなった赤ちゃんが5人、その中の3人が添い乳をしていたことが判明した。
母親は「自分が殺してしまった」という自責の念に、一生苦しめられることになる。子供を守るためにも、それらの行為が命取りになることを忘れてはならない。

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