福岡県八女市の精神科病院で、医療行為を装い20代の女性患者の胸を触った疑いで、35歳の精神保健福祉士の男が逮捕されました。 準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、福岡県久留米市に住む精神保健福祉士の合原悠司容疑者(35)です。 八女警察署によりますと、合原容疑者は2021年9月と2022年3月の2回にわたり、当時勤務していた八女市の精神科病院で、患者の女性(29)に対し「心臓の音を聞くから、服を持ち上げてください。 下着も外してください」などと、医療行為を装って女性患者の胸を直接触った疑いです。 精神保険福祉士は医療行為が認められておらず、合原容疑者は患者の生い立ちや自傷行為の有無などを聞く診察前の予診の際に犯行に及んだとみられています。 女性から相談を受けた親族が今年3月に警察に被害を届け出て事件が発覚しました。 合原容疑者は、「診察するフリをして、乳房を直接触りました」などと容疑を認めているということです。