新型コロナウイルス感染症により、多くの職場でテレワークが浸透してから、今や当たり前になったオンライン会議。
離れた場所から会議に参加できるだけでなく、会議の内容をレコーディングして議事録を作成してくれるなど、便利な機能が備わっているため、活用している企業は多いでしょう。
金森俊亮(@Goldforest_CPA)さんは、ある日、オンライン会議ツール『Zoom』を使用して会議を行いました。
『Zoom』には、『スマートレコーディング』という機能があり、録音した会議の音声からAIが会議全体の要約などを生成してくれるのだとか。
金森さんは、AIが作った議事録を見て思わず感心してしまったといいます。
急速に進化を遂げているAIの手にかかれば、どんな複雑な会議でも、分かりやすく要点がまとめられているのでしょう。
「いいよ。こういう議事録を待っていたのよ」という、絶賛のコメントとともにX(Twitter)に投稿された、実際の議事録をご覧ください!
「会議の議論が不明確です」
…き、厳しい!
そこには、「会議の議論が不明確なため、要約ができなかった」という、厳しい事実だけが残されていました。
さらに、「会話は支離滅裂」「客観性を欠いていた」など、もっともらしい指摘が並べられており、会議に参加した人の心にグサッと刺さりそうですね…。
社内の意見交換や意思決定をする上で重要な機会である会議。
しかし場合によっては目的が明確でなかったり、結論が出なかったりするため、「無駄な時間だ」と感じる人も多いようです。
AIの『ごもっとも』なフィードバックには、金森さんと同じようにスカッとした人が続出しました。
・いいづらいことをズバッといってくれるのはありがたい。
・辛らつすぎる…。容赦ないですね!
・『Zoom』のAIって天才なのかな。全オンライン会議に入ってほしい。
・そうそう。AIに本当にやってほしいのは、こういう人類に対する容赦のないツッコミなのだ。ナイス!
ビジネスシーンのモヤモヤにズバッと切り込んだ、AIの鋭いコメントには、多くの人が考えさせられました。
「AIが要約しやすいように、議論を明確にしよう」という意識で会議を行えば、おのずと生産性の高い活発な議論がなされるかもしれませんね…!
[文・構成/grape編集部]