新型コロナウイルス対応の医療調整本部 医療の提供体制整い…今年度末で解散へ【新潟】

新型コロナウイルスに対応するため設置されていた新潟県の医療調整本部について、県が今年度末で解散する方向で調整していることが分かりました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年に県が設置した医療調整本部。感染者の入院調整などを行い、多い時には約100人態勢であたっていましたが、去年、感染症法上の分類が5類に引き下げられてからは規模を縮小していました。

こうした中、医療の提供体制が整ったことなどから県が今年度末で医療調整本部を解散する方向で調整していることが複数の関係者への取材でわかりました。

解散後は感染症対策・薬務課内で業務を引き継ぐほか、今後、感染症が拡大した際の病床確保などに備え、医療機関と協定の締結を進めています。県は3月、対策本部会議を開き、解散を正式に決定する方針です。

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