年々変化する理想の上司像…“親しみやすさ”求める若手の社会人「話しかけやすくないと頼もしい意味ない」

大手生命保険会社が先日、新入社員が選ぶ理想の上司ランキングを発表しました。求められる上司像は年々変わっているようですが、いまの理想の上司像について、若手の社会人に聞きました。

大手生命保険会社が21日に発表した新入社員が選ぶことしの理想の上司ランキング。男性1位はタレントの内村光良さん、女性1位はアナウンサーの水卜麻美さんで、ともに8年連続の1位に。

中でも注目はメジャーリーグ開幕に向けてキャンプで汗を流しているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手です。ランキング初登場で2位にランクイン!

プレーだけでなく、振る舞いや人柄でチームを引っ張る姿から、「実力がある」「頼もしい」と多くの支持が集まりました。

【記者リポート】
「社会には色々な上司がいると思いますが、街の皆さんの理想の上司はどのような人なのでしょうか」

【社会人3年目】
「ムロツヨシさんよさそう。親しみやすいのが私は一番大事だと思う。相談しやすかったり、親しみやすい方が困ったときに相談できるからミスが減る」

【社会人2年目】
「大谷さんですね。愛嬌のある方で話しやすいのかなと。親しみがあって頼もしいのがベスト。まず親しみがあって話しかけやすい人じゃないと頼もしい意味がないのかなと」

若手の多くは、「親しみやすさ」を重要視しているようです。

新入社員を対象としているこの調査。8年前は「知的性・スマート」や「頼もしい」が最も多い意見でしたが、今年は「親しみやすい」が男女ともに最多。親身に寄り添ってくれる「関係重視型」が求められていると、分析されています。

この変化について、ベテラン社会人は。

【社会人歴約30年】
「いまの若い子はそうかもしれない。昭和のおじさんからするとちょっと接し方は・・・と感じることも」

理想の上司像が変化する中、難しさも感じているようです。そう話すこちらの男性が選んだ理想の上司は。

【社会人歴約30年】
「栗山英樹さん。やっぱり信頼してくれる、部下を」

新年度まで1カ月あまり、新入社員に親身に寄り添うことが良好な関係を築くポイントになるかもしれません。

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