悪性腫瘍を宣告された10代が親たちに警鐘 「子供が痛みを訴えたら早期に病院へ」

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「どうせ学校をサボりたいだけ」と決めつけられた10代の人物が、病院に行けず…。診断がついたときにはステージ3の悪性腫瘍になっていた。

海外で暮らすAさん(16)が少し前に病院で検査を受け、「肉腫(サルコーマ)ができています」「ステージ3です」と医師に告げられた。
2021年から痛みがあったため母親には相談していたが、「どうせ学校をサボりたいだけよね」と言われ、病院に行きそびれていた。ようやく連れて行ってもらえたのは、吐血が始まったあとのことだったそうだ。
Aさんは「こんな体になるまで病気に気づけなかったのは、母親のせい」という思いを抱えており、現時点では治療を拒否したいと考えている。

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数年前、子供だったAさんのアイドルは、あるゲーム系YouTuberだった。「いつか彼のようになりたい」と考えていたが、そのYouTuberも肉腫ができて2年前に亡くなった。
憧れのアイドルと同じ病気になり、すでにステージ3。Aさんは「本当に彼のようになった。でもこんなことになるなんて…」と皮肉な運命に驚きつつ、「18歳まで命は持たないだろう」と悲観している。

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この経緯をネット掲示板『Reddit』に投稿したAさんは、子供を持つ親に「もし子供が体の痛みを訴えたら、念のため病院に連れて行ってあげてほしい」とメッセージを書き込んでいる。
また子供が病気のふりをして「学校を休みたい」と言い出したら、休ませてあげてもいい。「そうすることで子供の信頼を得られるのですから」とAさんは主張し、学校の友人とのトラブルが「サボり」の理由になっている可能性もあると示唆した。

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投稿を読んだユーザーらは、治療を受けるべきだと主張。「肉腫の場所によっては死なずにすむ。どうか諦めず闘病を」「あなたのアイドルも、ファンが闘病もせず同じ病気で死ぬなんて嫌だと思うよ」といった意見を寄せた。
また子供を持つ男性もコメントを寄せ、「治療を受けてほしい。生きて。このメッセージをずっとシェアし続けてほしいと思う」と書き込んでいる。

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