ブラジル原産のつる性植物カエンカズラ(ノウゼンカズラ科)が沖縄県北中城村の荻道公民館東側のフェンスで、鮮やかなだいだい色の花を咲かせている。
約20年前、当時JA職員だった同区の比嘉次雄さん(68)が「公民館周辺に花で彩りを」と苗を植えたのが始まり。その後、順調に生育し、数年後に花を咲かせるようになった。
カエンカズラは、カーブミラーを挟み、フェンス約20メートルにわたって鮮やかな花を咲かせている。
観光客らが「さすが南国。だいだい色が美しい」とスマートフォンに収める様子が見られた。
比嘉さんは「静かな集落を散策しながら、花も楽しんでください」と呼びかけた。(翁長良勝通信員)