16日午後、新潟県新発田市の市道で児童3人が軽ワゴン車にはねられ、このうち2人が重傷を負いました。警察は車を運転していた88歳の女を過失運転致傷の現行犯で逮捕しています。
16日午後3時すぎ、新発田市富塚町の市道で横断歩道を歩いていた小学生の男女3人が軽ワゴン車にはねられる事故がありました。
このうち8歳の男子児童と女子児童が頭などを打つ重傷を負い、病院に運ばれましたが、いずれも意識はあり、命に別条はありません。また、もう1人の男子児童は手に擦り傷を負う軽傷です。
警察は車を運転していた新発田市東新町の無職・波夛野ユキイ容疑者(88)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
警察の調べに波夛野容疑者は「子ども3人と横断歩道上でぶつかったことは間違いない」と容疑を認めています。
現場は信号機のないT字路交差点で、児童が道路を横断していたところ車は児童の左側から直進してきたとみられています。
また、事故現場の近くに住む人は、「子どもが学校帰りにひかれた。救急車が来てて、担架に乗せられてるのを見た。(車の)通りも多いし、日中は特に多くて、止まる方も少ないとは前々から見ていた」と話していました。
警察は波夛野容疑者に詳しく話しを聞くとともに事故の原因などを詳しく調べています。