ベトナム人会がふるさとの正月料理を石川県の被災地に 「不安抱える被災者に安心を」【新潟】

能登半島地震では外国人も多く被災しました。そうした被災者を支援しようと、新潟県内に住むベトナム人などが、石川県の被災地に支援物資を届けました。

1月29日、石川県七尾市を訪れたのは在新潟県ベトナム人会のメンバーなど6人です。食料や衛生用品などの支援物資を届けました。

在新潟県ベトナム人会は、能登半島地震で石川県に住む外国人も多く被災したことから支援を計画。

【在新潟県ベトナム人会 ファム フォン リン さん】
「ベトナムの旧正月テトが近いから、ベトナムのおふくろの味を味わってほしい」

支援物資のほかに、県内のフードバンクなどの協力を得ながら、ベトナムの正月料理で、もち米や豚肉などを蒸して食べるバインチュンを作り、石川県で暮らすベトナムの技能実習生などに手渡しました。

発案したリンさんは「石川では地震で仕事を失ったベトナム人もいる。異国の地で不安を抱える被災者に少しでも安心してほしい」と話しています。

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