那覇署は10日、那覇市内の中学校内でナイフを所持したとして、自称無職の容疑者の男(57)=市国場=を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し「ナイフを持っていたことは間違いない」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は10日午後4時40分ごろ、寄宮中学校内で正当な理由もなく、刃体の長さ約17センチのナイフを所持した疑い。署によると、目撃者から「路上に包丁を持った男がいる」との通報を受け警戒していたところ、校内で男が見つかり、所持品検査で刃物が発見された。 同校の望月雄紀校長は本紙の取材に「職員室前に酔っぱらったような高齢男性が来て、保護者と思っていた。女子生徒2人に声をかけたが、危害を加える感じはなかった。下校時間で生徒がいたが、けが人がいなくて良かった」と話した。寄宮中学校内でナイフを所持疑い 57歳の男を逮捕 下校時間に…の画像はこちら >>