50代女性収容者死亡 布団掛けずうつぶせで…15分前は呼吸していた 千葉刑務所、死因不明

千葉刑務所(千葉市若葉区)は9日、同所の単独室に収容していた50代の女性未決拘禁者が死亡したと発表した。
同所によると、8日午後8時50分ごろ、女性が布団の上で掛け布団をせずにうつぶせで寝ていたため、巡回していた職員が布団をかけるよう声をかけたところ、反応がなかった。女性は意識がなく、同所が119番通報して救命措置を行ったが、搬送先の病院で約1時間40分後に死亡が確認された。
約15分前にも女性がうつぶせの状態で横になっているのを同じ職員が見ているが、その時は女性は呼吸をしていたという。死因は不明で、司法解剖して調べる。
同所の及川均所長は「当所の対応は適切だったと認識している。今後とも被収容者の身体の把握と適切な医療実施に努める」とコメントした。

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