能登半島地震から1週間が過ぎてもなお続く揺れ 新潟県で震度5弱「避難できる心構えを」

新潟県内では9日夕方、震度5弱を観測する地震がありました。能登半島地震から1週間を過ぎていますが、花角知事は引き続き、すぐに避難できる態勢づくりを呼びかけています。

能登半島地震から8日が経った9日午後6時前、県内を再び強い揺れが襲いました。

【飛田厚史アナウンサー】
「NST5階フロア、左右にグラグラっと大きく横に揺れを感じた」

佐渡沖を震源とする地震で県内では長岡市で震度5弱、新潟市中央区や西区、柏崎市、上越市などで震度4を観測しました。

県内最大の震度5弱を観測した長岡市では・・・

【長岡市民】
「近くのまちなかキャンパスで勉強していたが、急に揺れてびっくりした」

県内ではこの地震による被害は確認されませんでしたが・・・

【杉山萌奈アナウンサー】
「上越新幹線で上下線とも15分ほどの遅れが生じているということだが、大きな混乱は見られていない」

JRでは上越新幹線で一時的な停電が発生し、最大で15分の遅れが出たほか、信越線も一部区間で徐行運転をしたため、遅れが発生したということです。

【上越新幹線の乗客】
「ちょっと揺れたなと思ったが、いきなり電気が消えて真っ暗に停電した」

「『緊急地震速報が入ったので停車します』ということでトンネルの中だったが停車した」

能登半島地震から1週間が過ぎる中で発生した大きな地震。花角知事は改めて県民に地震への備えを呼びかけました。

【花角知事】
「心構え、避難できる態勢づくり、それを考えていただきたい」

震源に近かった佐渡市も警戒を呼びかけます。

【佐渡市 渡辺竜五市長】
「万が一本当に揺れが大きいときは日本海側・津波のインターバル来る時間が短いので、まず高台に上がる。上がれない方はご自宅の2階などに垂直避難をして頂く。まずはその行動をとって頂きたい」

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