北海道 一か月予報 気温高め 冬型の気圧配置の強まりに注意の画像はこちら >>
向こう1か月の北海道は、寒気の影響を受けにくい時期があるため、気温は日本海側や太平洋側で高くなり、オホーツク海側でも平年並か高くなる見込みです。日本海側は低気圧の影響を受けやすく、冬型の気圧配置が強まる日もあるでしょう。
1週目(1月6日~1月12日):成人式は道央周辺で雪の降り方に注意
気圧の谷が周期的に北海道付近を通過する見込みです。そのため、日本海側やオホーツク海側では平年と同様に雲が広がりやすく、雪となる日が多くなりそうです。気圧の谷の影響が少ない太平洋側は割合晴れるでしょう。成人式のイベントが多く行われる7~8日頃は、道央周辺に発達した雪雲のかかる恐れがあります。場合によっては、札幌周辺で雪の降り方が強まる可能性も十分にあるため、最新の気象情報に注意して下さい。なお、気温は日本海側や太平洋側を中心に高めとなるでしょう。全般に雲に覆われるため、冷え込みが極端に強まる日などもなさそうです。
2週目(1月13日~1月19日):冬型の気圧配置が強まる日も
低気圧や低気圧通過後の冬型の気圧配置の強まりなどにより、日本海側やオホーツク海側は平年に比べて曇りや雪の日が多くなる見込みです。気温は全般に平年並みですが、オホーツク海側では平年並みかやや低くなるでしょう。このような場合は一時的な寒気の強まりにより、朝晩を中心に冷え込みが強まり、冬型の気圧配置の強まり等によっては局地的に雪の量が多くなる恐れがあるため、注意して下さい。また、冬型の気圧配置の強まりの程度によっては、吹雪いて見通しが悪くなったり、車の立ち往生などの発生する恐れがあります。そのような際には、一酸化炭素中毒の危険性があるため、必ずこまめな換気を行うようにしてください。
3~4週目(1月20日~2月2日):路面状況の変化に注意
日本海側やオホーツク海側を中心に雲に覆われ、雪の降りやすい日が多くなりそうです。太平洋側は割合晴れるでしょう。気温は平年並みか高い見込みです。日本海側を中心に雪が降りやすくなりますが、一時的な暖気移流などにより、湿った雪や雨となる日もありそうです。路面状況の変化に注意して下さい。また、この時期はオホーツク海側の地域から流氷の知らせが届くことがあります。