初詣前に知っておきたい『参拝の作法』 手水舎での清め方は?

新しい年を迎えた時、多くの人が初詣に行くものでしょう。
初詣は、神社や寺院で旧年の感謝を伝え、新しい年がよい1年になることを祈る行事として知られていますよね。
これから初詣に行く人は、手水や参拝の作法を、今一度確認するのがおすすめです。
三重県伊勢市にある伊勢神宮のウェブサイトで公開されていた方法をご紹介します。
参拝前は、境内にある手水舎で手や口を浄化し、心を清めましょう。
※写真はイメージ
右手で柄杓を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。
柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。柄杓は直接口につけないでください。
改めて左手を清めます。
残った水で柄杓の柄を洗い清め、元に戻します。
伊勢神宮 ーより引用
記述にもある通り、手水舎で口を清める時は、柄杓に直接口をつけないようにしましょう。
残った水が入った柄杓を縦に立てるよう洗い清めて、次の人が気持ちよく使える状態にするのがポイントです。
参拝の作法は、『二拝二拍手一拝』。拝は深いお辞儀のこと、拍手は手を打ち鳴らすことをいいます。
詳しい参拝マナーは、以下の通り。
※写真はイメージ
神前に進み姿勢を正します。
背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします。
胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます。
ずらした指先を元に戻し、最後にもう1回深いお辞儀をします。
伊勢神宮 ーより引用
また、賽銭を賽銭箱に入れる場合は、投げずに丁寧に入れるのがポイントです。
伊勢神宮の参拝マナーは、あくまで一般的なもの。神社や寺院によっては作法が異なるため、注意が必要です。
正しいマナーでお参りし、新年を新たな気持ちでスタートしてみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]

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