不倫相手の元カノにウソの離婚慰謝料請求!兵庫県警30代警察官のろくでなしぶり

「妻に不倫がバレて慰謝料の請求がきている」
兵庫県警の30代の男性巡査部長が、交際中だった不倫相手の20代女性巡査にウソをつき、慰謝料50万円をだまし取ろうとしていた。
不倫関係にあった部下の女性巡査から離婚の慰謝料名目で金をだまし取ろうとしたとして、兵庫県警は11月17日付で但馬方面の警察署に所属する30代の男性巡査部長を詐欺未遂容疑で書類送検し、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。不倫相手だった女性巡査も不適切な交際をしたとして、警務部長訓戒とした。報道各社の情報公開請求で明らかになった。
東播方面の署に勤務していた巡査部長と、別の署に勤めていた独身の女性巡査が不倫関係になったのは昨年11月ごろ。交際開始から3カ月が経った今年2月ごろ、巡査部長は巡査に「妻に不倫がバレた」「慰謝料の請求がきている」と伝えたが、いずれも金を巻き上げるための真っ赤なウソだった。
巡査部長は実際、2月に妻と協議離婚していたが、妻は巡査部長が巡査と不倫していたことは知らず、離婚理由もまったく別のものだった。巡査部長はその後、巡査との不倫関係を解消し、4月ごろ巡査に慰謝料50万円の支払いを求めたが、離婚した妻との間に慰謝料は発生していなかった。
巡査部長は巡査と別れてからも、しつこく「お金を払ってくれたら、もう連絡せんから」「連絡なかったら、(巡査の所属先の)署に直接する」と脅迫めいた内容の電話やメールを数十回、送っていた。
巡査は再三の慰謝料の支払い請求を拒否し続けていたが、あまりに執拗な要求に耐えかね、署の上司に相談したことから、不倫と詐欺未遂事件が発覚した。
調べに対し、巡査部長は「だます意図はなく、自分に対する迷惑料として金銭を要求した」と話しているという。
■“迷惑料”の意図とは
「お金に困っていたからとか、巡査に対する憎悪とか、なぜ元交際相手に慰謝料を請求したのかは分かっていません。縁を切るためにそういう行動に出たのかどうかも不明です。“迷惑料”として金銭を要求したのは、巡査との不倫が元妻にバレたから、責任を取ってその慰謝料の一部を払えという意図のようです。巡査部長は巡査にもっと大きな額の慰謝料を支払ったとウソの説明をしていて、だから一部を負担しろと迫っていた。実際は元妻には慰謝料をビタ一文支払っておらず、ただ単に50万円をだまし取ろうとしていた」(捜査事情通)
かつて不倫関係にあった部下の元カノから、現金をむしり取ろうとしただけでもろくでなしだが、それが現役の警察官というのだから倫理観もへったくれもない。

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