内装工事や建築工事などを手掛ける会社が破産開始決定 負債総額は約3500万円【新潟・上越市】

新潟県上越市の上新技建が新潟地裁高田支部から破産開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、上新技建は2012年2月に設立され、内装工事や建築工事を主に手掛け、店舗関連の物件を得意とし、2017年12月期は3億4503万円の売上高を計上していました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛等の影響で店舗の集客は低迷。内装・建築工事関連の受注も減少した結果、2021年9月期の売上高は4100万円に落ち込み、1417万円の赤字を計上していました。

2022年9月期の売上高は1億7117万円に回復したものの、2023年9月期の売上高は約1億3700万円に落ち込み、3期連続の赤字を計上。債務超過額も拡大していました。

その後も業況に好転材料は乏しく、金融機関からの資金調達も限界に達したことから事業継続を断念し、今回の事態に至ったということです。

負債総額は約3500万円に上っていました。

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