寒い冬を少しでも快適に乗り切るために、工夫したいのが「衣類の着こなし」です。着こなしでできるだけ暖かくしたい時には、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。
ライオンが運営する公式Instagramアカウント「ライオン Lidea – リディア」(lidea_lion)の投稿より、4つのポイントを紹介します。
ライオンが紹介しているのは、衣類で寒さを防ぐための4つのコツです。「快適な衣服環境作り」に詳しい、神戸女子大学家政学部教授の平田耕造先生に教わった内容とのこと。ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。
・肌着には「吸湿発熱素材」を選ぼう
・衣類で空気の層を作り出し、保温効果を高めよう
・襟元など、開いている部分はしっかりと閉じよう
・指先・足先を温めよう
薄くてもしっかりと暖かい吸湿発熱素材は、寒い時期の強い味方。好みのものを探してみましょう。肌着の上には、複数枚の衣類を重ねて「空気の層」を作るのがおすすめです。
ニット素材やダウンジャケットのように、素材そのものに空気が含まれているものもよいでしょう。断熱材のように働き、温もりをキープしてくれます。
首元や袖、裾など、開いている部分をしっかりと閉じることもポイントです。冷たい風が入り込まないよう、ネックウォーマーや手袋、靴下といった小物類も、うまく取り入れてみてください。
冬の防寒対策で、特に意識したいのが「首周り」です。ライオンによると、「首周りには冷たさを感じる『冷点』が多くあり、『冷え』を感じやすい」とのこと。
タートルネックのセーターを着たり、マフラーを身につけたりすることで、しっかり寒さ対策してください。冷えが感じにくくなるはずです。
また、もう1つ忘れてはいけないのが、手や足といった末端の冷え。手足が冷えると、できるだけ熱を逃がさないようにと血管が収縮します。血流が悪くなり、全身が温まりにくくなってしまうでしょう。
外から熱を与えても、体温コントロールがうまくできなくなってしまう可能性があります。冷えを解消し、手足の血流をよくすることが、全身を温めるコツです。
「冷えは万病のもと」ともいわれているので、衣類や小物を上手に着用して、しっかりと予防に努めてみてください。ただやみくもに衣類を身につけても、着膨れで動きにくくなってしまうので、ポイントを押さえて、上手に寒さ対策をしていきましょう。
「冬はどれだけ着ても寒い」と思いがちですが、実は衣類の選び方や身につけ方が間違っているのかもしれません。ライオンの投稿も参考にしながら、より暖かく過ごせるよう工夫してみてください。寒さでストレスを感じる場面も、減らせるのではないでしょうか。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ライオン Lidea – リティア(@lidea_lion)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]