肺炎の1歳半の娘を看病せず、医師の診察を受けさせず放置死 ホスト父親(21)とパチンコ店店員母親(22)を逮捕 小椋卓哉容疑者(21)明寿花容疑者(22)

岡山西署は6日、肺炎の1歳6カ月の娘を看病せず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の
疑いで、父親の岡山市のホストクラブ従業員小椋卓哉容疑者(21)と母親のパチンコ店
従業員明寿花容疑者(22)の2人を逮捕した。

逮捕容疑は8月10日、自宅アパートで肺炎の長女瑠癒菜ちゃんの看病をせず、医師の
診察を受けさせずに放置するなどして、死亡させた疑い。

同署によると同日夜、瑠癒菜ちゃんの意識がないことに気づいた卓哉容疑者が自宅から
119番したが、瑠癒菜ちゃんはまもなく死亡した。

3人が暮らすアパートは使用済みのおむつなどごみが散乱。瑠癒菜ちゃんは生まれつき
病弱で、気管支炎などと診断されたこともあったが、生後1カ月の健診以来、定期健診を
受けさせることはなかったという。県警は両容疑者や医療関係者に事情聴取し、生活状況と
死亡との因果関係があると判断、逮捕に踏み切った。

瑠癒菜ちゃんの体には、けがなど身体的な虐待をうかがわせる特徴はなかったという。

卓哉容疑者は「面倒をもっとよく見ていれば亡くなることはなかった」、明寿花容疑者は
「子どもが死んだ原因は私にある。不衛生な部屋で放っておいたのが原因」といずれも
容疑を認めているという。

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