山口組系組員7容疑者をノミ行為で逮捕山田武容疑者

 埼玉県警捜査4課と杉戸、幸手署などは25日、茨城県古河市中田、山口組系暴力団組員で無職、山田武(25)▽住所不詳、無職、永塚健太(25)▽幸手市中3、飲食業、清水重雄(57)ら7容疑者を競馬法違反(ノミ行為)の疑いで現行犯逮捕した。

 いずれも「もうかるのでやめられなかった」と容疑を認めている。

 調べでは、同日開催のJRA主催中京競馬G1レースに関して、山田、永塚両容疑者が胴元となり、客に計2万8500円(285口分)を馬券代として申し込ませた疑い。実際には馬券を買っておらず、予想が的中すると払い戻し、予想が外れた場合は自分たちの利益にしていた。山田容疑者らは02年ごろから競馬や競輪で同様の行為を繰り返していたとみられ、客は少なくとも50人に上るとみられている。

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