奥能登芸術祭展示品窃盗疑い男逮捕 珠洲署 会場地元の33歳松前慎吾容疑者

珠洲市で開催中の奥能登国際芸術祭2020+(プラス)(北國新聞社特別協力)の展示品が持ち去られた事件で、珠洲署は7日、窃盗の疑いで、珠洲市大谷町、無職松前慎吾容疑者(33)を逮捕したと発表した。盗難被害に遭った展示品6点は、展示会場から約250㍍離れた同じ町内にある松前容疑者の自宅近くで見つかった。調べに対し松前容疑者は「盗んだことに間違いない」と容疑を認めており、同署は動機などについて引き続き捜査する。

 逮捕容疑は、4日午前9時半ごろから午後4時ごろまでの間、芸術祭の会場の一つで同市大谷町のスズ・シアター・ミュージアム「光の方舟(はこぶね)」に展示されていた鞍(くら)1点、瓦の型2点、蓑笠(みのがさ)3点の民具計6点(時価計21万5千円相当)を盗んだ疑い。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする