福岡市でコンビニ強盗をしたとして逮捕された男が、別のコンビニ強盗事件にもかかわっていたとして15日、再逮捕された。
手がかりになったのはあまりにも似た防犯カメラの2つの映像だった。
去年5月、福岡市博多区吉塚で起きた強盗事件の映像。
カウンターをたたきながら男が店員に現金を要求している様子が映っていたが、この映像で男が着用していた、福岡県内で約60足だけ販売された青色のスニーカーが手がかりになり、事件当時、福岡県内に住んでいた会社員・藤井祐輔容疑者(31)が逮捕された。
この事件の4か月後の去年9月、福岡市南区那の川のコンビニに男が包丁を持って押し入り、現金約16万5000円を奪って逃走した。
この事件を捉えた防犯カメラの映像で、男はサングラスをかけ、頭に黒っぽいタオルを巻くなど、4か月前の博多区の事件の男と似た点が多いことが判明。
警察は同一犯との見方を強め捜査を進めていた。
そして、藤井容疑者が調べに対して、南区の強盗事件への関与を認めたため、15日、再逮捕された。
警察によると藤井容疑者は容疑を認めており、彼女と遊んだりするためなど、遊興費目的だったとの内容の供述をしているという。
(6/15)日テレNEWS24