意外と使えるバッグクロージャー 食パンの袋を留める以外の活用法が目からウロコ

食パンの袋を留める、小さなプラスチック製の部品をバッグクロージャーといいます。パンを食べ終わった後は何気なくゴミにしてしまいがちですが、実はさまざまな用途で活用できることをご存じですか。
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)の公式X(旧Twitter)アカウントより、3つの活用方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
バッグクロージャーには、袋の口を留めるために直径1cm程度の穴が開けられています。バッグクロージャーの穴は、身の回りにあふれている「ひも状のアイテム」をまとめるのに非常に便利です。
警視庁警備部災害対策課が紹介する1つ目の活用方法は、「髪ゴムをまとめておく」というもの。4本程度までなら無理なくまとめておけますし、使いたい時には無理なく1つずつ取り外し可能。ポーチやバッグの中でヘアゴムが迷子になる恐れもありません。
2つ目の活用方法は、「イヤホンのコードをまとめる」ことです。長いコード類をくるくると丸めたら、重なった部分をバッグクロージャーで留めてください。
差込口の近くに配置すればうまい具合に引っかかって、コードがたわむこともないでしょう。充電コードをすっきりまとめたい時や持ち運びたい時にも便利に使えます。
3つ目の活用方法は、「ネームタグとして使う」こと。電源タップに複数の充電器が並んでいる時、どれが何か分からなくなってしまいがちです。
バッグクロージャーに持ち主の名前や充電器の種類を記載して取り付けておけば、使用時に悩むこともありません。
警視庁警備部災害対策課の投稿では、バッグクロージャーは華やかにアレンジされています。マスキングテープを貼り付けることで、自分だけのオリジナルアイテムとして使えるでしょう。用途別にマスキングテープのデザインを変えれば、管理もしやすくなるはずです。
「リビング内に家族みんなの私物が集まり、どれが誰のものか分からなくなる」という場合には、家族それぞれのデザインに仕上げたバッグクロージャーを、名札のようにして活用するのもよいでしょう。持ち主をひと目で把握できるため、整理整頓にも役立ちそうです。
警視庁警備部災害対策課のアイディアに対して、コメント欄には「早速使わせていただきます」「クロージャーをデコるという発想がなかった」といった意見が寄せられています。
シンプルなプラスチック部品のまま使うのではなく、マスキングテープで自分流にアレンジすることで、より愛着も抱けそうですね。
ご存知の方も多いと思いますが、「食パンの袋を留めるプラスチックのアレ(バッグクロージャー)」の再利用!中学生の娘は、ヘアゴムをまとめたり、充電器のネームタグに利用しています。非常持出し袋内の整理や避難所の共有部分で使用する物にネームタグを付けたりするのにも便利ですね。 pic.twitter.com/3F71E9UJ38
[文・構成/grape編集部]

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