未婚男女のマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」は12月19日、恋活・婚活マッチングアプリ「CoupLink」と共同で実施した「蛙化現象の経験や原因」に関する調査結果を発表した。調査期間は10月26日~31日、調査対象は同アプリユーザー、有効回答は1,741人。
蛙化現象とは、彼氏・彼女やいいなと思っている異性が取った行動に対して冷めてしまうことを指す。
同調査で蛙化現象を起こしたことがあるか尋ねたところ、「複数回ある」が41.8%、「一度だけある」が12.6%と、半数以上の54.4%が同現象を経験していることが判明。理由については、1位「NGに感じる行動や言動があった」、2位「価値観が合わなかった」、3位「理想と現実で、期待値によるギャップがあった」、4位「外見のイメージが違った(見た目、ファッション)」となった。
蛙化現象を経験して、良かったと感じたことはあるかとの問いには、82.3%が「いいえ」と回答した。
男女別にみると、女性は蛙化現象を経験した人が約7割に上った一方、男性は約4割にとどまった。男女差がある理由については、「NGに感じる行動や言動があった」と答えた割合が、女性75.6%、男性57.6%であることが判明しており、同調査では「女性の方が恋バナをすることや、恋愛ドラマ・漫画を見ることが多いため、恋愛への期待値が高く、相手の言動に対して生理的にNGと感じることが多いと考えられる」と推測している。
マッチングアプリで出会った相手に対して蛙化現象が起きた経験がある人は43%。理由については、1位「メッセージでやり取りをしていた時の雰囲気と実際の雰囲気が違った」、2位「価値観が合わなかった」、3位「外見のイメージが違った」と続いた。